IT業界においてもリモートワークの働き方が増えています。
特にこれからエンジニアとして働こうと考えている人にとっては、選択肢が増えていると言ってもよいでしょう。
ただエンジニアといっても、客先常駐など対面での勤務することが望まれる案件もあれば、セキュリティリスクを懸念してローカルでの作業が求められるケースもあります。
完全に出勤をしないフルリモートという働き方ばかりが増えているわけではありません。
しかしその一方、「できればリモートワークで働きたい」「毎日出勤せず時間を有効に使いたい」という考え方は、仕事とそれ以外のことをバランスよく実現したい人や、家で子育てをしている人などに需要があるため、優秀な人材を確保するために積極的に推進している企業も増えています。
例えば、週三日の出勤と週二日の在宅でリモートワークをする、完全フルリモートワークで仕事をするなど、幾つかのパターンに分けて求人をかけている企業などもあります。
本社を移転させたりサテライトオフィスにしたりすることで会社の経費を削減できるため、リモートワークを取り入れてより経費カットを目指しているケースもあるでしょう。
また、完全フルリモートの場合、遠隔地からの勤務が可能になるため、本社に行く場合は通勤ではなく出張扱いになる、一度も出社しないまま入社して働いている、といったこともあり得るようになりました。
健全に働く上では、通勤にかかる時間は少ない方がよいと考える人も多いため、今後も様々な形でリモートワークが増えていくことでしょう。