IT業界の働き方は多様化しており、企業内で正社員や派遣社員として働くだけでなく、フリーランスを希望する人も年々増加しています。
一般的に、IT企業の正社員や派遣社員の働き方は、一日七時間から八時間程度フルタイムで働くため業務を通じてスキルを磨きやすいことや、他の職種のエンジニアと意見交換をしながら作業を進められるといった魅力があります。
また、経験を積んで規模が大きいプロジェクトに携わることができたり、資格を取得して手当の支給を受けられたりと、待遇の面で様々なメリットもあります。
更に近年は社内以外で働けるリモートワークも増えてきました。
リモートワークは企業に所属していながら、フリーランスのように好きな場所で働くことが可能です。
ただし勤務時間などは決められていることがほとんどであるため、自由度はフリーランスの方が高いでしょう。

フリーランスのエンジニアは請け負う仕事の量によって収入が変動し、常に安定的に案件を獲得できるとは限らないものの、企業に勤めるよりも自由に時間を使うことが可能です。
オンライン上で人気のあるフリーランスのエンジニアを対象としたサイトの中には、案件を募集しているクライアントと都合が良い手段を利用してコンタクトが取れるところや、無料で自分に向いている案件を提案してくれたりするところも少なくありません。
そのため、IT企業の正社員や派遣社員にこだわらない人は、早いうちから独立系のエンジニアのセミナーや講演会に参加をして、フリーランスの働き方に目を向けるという方法もあります。

その他、IT業界での働き方によって、日々の作業の進め方や収入額、仕事上で求められるスキルなどが異なります。
そこで、自分のエンジニアのキャリアや価値観、ライフスタイルなどを考慮しながら、理想的な働き方を見つけることが大切です。